いも類振興情報について
創刊号から92号まで
昭和59年、東京駅八重州口にあった(財)藷類会館が現在地に移転、いも類振興会と改組した際、当時の生天目理事長の発案により、広報誌「いも類振興情報」を年4回、発行することとなった。
ポイントとなる原稿収集業務は、専務理事の秋元氏(平成8年度以降は委嘱)の役割であったが、編集担当者が逝去した後は同氏が全体を担当していた。
創刊号から92号(平成19年10月)までは一貫して26頁で、概ね以下の内容で構成されていた。
巻頭言
論説
生産、栽培及び需給
品種(品質特性、新品種の紹介等)
病害虫
試験研究
でん粉、異性化糖等
産地だより、現地情報、地方通信
農場めぐり、農場紹介
海外事情
随筆、雑感等
常識法話
- 上記の分類は、創刊号から第40号までの総目次を編纂する際に分類したものである。
- 特別号として、座談会「さつまいも加工食品の現状と将来」(H7.3.20)、農業技術交流団訪中報告「中国のいも事情」、(H8.3.15)、座談会「長崎の馬鈴しょ」(H8.3.21)、中央検討会「鹿児島黒豚の振興と甘しょの利用促進」(H9.7.15)
95号以降の改善内容
95号(平成20年4月)以降は、理事会での意向や編集部、印刷所の変更に伴って体裁を一部変更した。
その後、101号(平成21年10月)からは写真やグラフをカラー化するなど改善を図ると共に内容の充実させている。(21年度に編集委員会を設置)
115号(平成25年4月)以降は、概ね60頁前後の分量となり、151号からは行政情報、統計情報のコーナーを追加している。
巻頭言
特集
調査・研究
産地情報
海外情報
いもと文化
料理
おいも探訪
行政情報
統計情報
トピックス
編集後記
発⾏部数は900部で、配布先は以下のとおり
- 農水省関係(本省、農政局、出先機関(植物防疫所等)、農研機構(種苗管理センターを含む)
- 都道府県(県庁のいも類担当課、研究機関、病害虫防除所、農業改良普及センター、農業大学校など)
- JA(北海道から沖縄まで、いも類の主産地)
- 大学(東京農大、北学、鹿児島大、女子栄養大など)
- マスコミ(日本農業新聞ほか)
- 日本いも類研究会の会員(個人200、法人40程度)